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超音波ネブライザーの消毒方法について・・・・

   

超音波ネブライザーの消毒方法について、今回 実施した方法を、ご紹介いたします。超音波ネブライザーとは、薬液を霧状・微細な粒子にして肺胞まで、到達させる、吸入療法です。
炎症を起こしている気道粘膜に潤いを与え、粘稠度を下げて、喀痰を核出しやすくします。



超音波ネブライザーの薬液槽に入れる薬剤の種類によっては、喀痰の喀出を促したり、気道の炎症を抑えたり、抗生物質などを投与したりすることができます。
薬剤槽に入れる水は、滅菌蒸留水が好ましいですが、水道水でもよいでしょう。
作用槽内の水温は、30℃近くなり、汚染されやすい環境にあります。
毎日水の交換をしてください 

薬液作成のディスポシリンジ注射器も、薬液汚染を防ぐために、使用毎の交換が望ましいでしょう。
煮沸消毒・オートクレーブ滅菌・薬液消毒・EOG滅菌など、数種類の消毒方法があり、それぞれ、パーツの材質により、対応できるもの・対応できないものがあります。

★使用した薬剤・・・次亜塩素酸ナトリウム(ミルトン原液は1%です)を、希釈します。



★ミルトン消毒に適する部品・・・吸気ホース(SEBS)・薬液カップ(PP)・吸入マスク(SEBS)・薬剤槽受け(ABS)・パッキン(シリコン)など。

※エアフィルターは、消耗品です。消毒はできませんので、交換してください。
残った薬液や作用槽の冷却水は、排水ホースを使って捨て、各部品を洗浄・消毒します。
作用槽内は、消毒用アルコールで、清拭してください。
本体の汚れは、水か消毒用アルコールで湿らせて軽くしぼった布でふいてください。

★方法・・・1%次亜塩素酸ナトリウム(ミルトン)を使用する。

0.02%(=200ppm)次亜塩素酸ナトリウムの作り方
必要な原液量(ml)=希釈濃度(%)÷原液濃度(%)×調整全量(ml)
・・・0.02%÷1%×2000ml=40ml(必要なミルトン原液量)となります。
ミルトン40mlに、水道水1960ml必要になります。
全量3000mlの場合は、0.02÷1×3000=ミルトン60mlになります。
ミルトン60mlに、水道水2940ml必要です。

※吸気ホース内に空気が入り込まないように、各部品が十分、消毒液に浸るように、60分以上漬け置き消毒をします。
※塩素ガスが発生しますので、粘膜や皮膚に刺激を与えますので、蓋付きの容器を使用する。部屋の換気を十分にしましょう。
※漬け置き消毒後は、十分に水洗洗浄し、乾燥させ、保管します。
※調整したミルトン消毒液は、消毒効果が低下するため、24時間ごとに新しいものに変えるようにしましょう。

■吸入マスク・吸気ホースを、ミルトン消毒した場合、消毒後に吸入マスクや吸気ホースに若干 ねばつきが出ることがあります。
エラストマ樹脂(SEBS)の材質によるもので、特に影響はありません。エラストマ樹脂は、やわらかく、湿度・水分を吸収します。
ゴム製品のため、水分を含んだり、高湿度に長時間置くと、ねばつきがでます。
吸入マスク・吸気ホースなども、消耗品のため、使用年数のたったものは、交換を考えましょう。


☆煮沸消毒できる部品・・・耐熱吸気ホース・吸入マスク・パッキン・薬剤槽カバーなど。
☆煮沸消毒できない部品・・・送気カバー・ファンカバー・エアフィルター(PS)とエアフィルターケース(PP)・ファン・薬液カップ・薬剤槽受け。

※毎日、使用する場合は、数日に1回の割合で、30分程度、煮沸消毒をしてください。薬液カップは、煮沸できません。

消毒液・・・(超音波ネブライザーの消毒) | permalink | comments(0) | - | -