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静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)

   
■嗅覚細胞が、治療によって回復するのか、難しいのかのめやすとなる検査があります。
アリナミンテストといいます。

ビタミンB1製剤のアリナミン注射液(フルスルチアミン塩酸塩)を、静脈注射注射して、特有のニンニク臭がするかどうかを、調べるものです。
静脈注射されたニオイ物質(アリナミン注射液、プロスルチアミン注射液)が、肺から気化して、呼気に取り込まれ、自分の呼気から 直接 嗅上皮にある感覚細胞(嗅細胞)を刺激して、ニオイを自覚できるかどうかを、調べます。

準備するもの: 秒針のある時計。または、ストップウォッチ。
アリナミン注射液(プロスルチアミン注射液)2mlを、20秒かけて、正中皮静脈に静脈注射します。
ニンニク臭が感じられたら、すぐに 言ってもらいます。

静脈注射を始めてから、ニンニク臭を感じるまでの時間(潜伏時間)を、チェックします。
潜伏時間は、嗅覚の閾値をあらわします。
潜伏時間が、長いほど、障害が重いと考えます。

次に、そのニンニク臭が、感じられなくなったら、言ってもらいます。
ニンニク臭が、起こってから、消えるまでの 時間(持続時間)を、チェックします。
持続時間が、短いほど、障害が重いと考えられます。

はな正常範囲としては、潜伏時間 数秒〜10秒前後。持続時間 45秒〜1分30秒前後。

呼吸性嗅覚障害の場合、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎・鼻ポリープ・鼻中隔湾曲症などで、鼻の粘膜がはれたり、閉塞することによって、ニオイ物質が嗅上皮まで届かない事が原因ですので、それらの原因を取り除くことを考えます。
アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎等の治療を行います。

嗅上皮性嗅覚障害
(末梢性嗅覚障害)の場合は、インフルエンザなど のウイルス感染などにより、嗅上皮粘膜が委縮・炎症を起こしている場合、また、事故で頭を強く打った場合に、臭いの神経が断裂(嗅糸断裂)して起こる場合、または、加齢によるものなどがあります。
局所の治療としては、リンデロン点鼻液(ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム)、ステロイドの点鼻液を 使用してみることがあります。
数か月使用してみて、改善が見られる場合はよろしいですが、改善がない場合は、回復は難しいと考えます。


中枢性嗅覚障害とは、頭部外傷や脳腫瘍・脳血管障害・パーキンソン病やアルツハイマー病、加齢によるものなどです。
症状は、最も重く、治療は難しいとされています。

末梢性・中枢性の嗅覚障害の場合も、アリナミンテストで、スケールアウトの場合は、回復は難しいと思われます。

ブタ
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嗅覚障害ってどういうもの?

   

コーヒーの香りやエッセンシャルオイルのラベンダーの香りなど、いろいろな香りをかぐことでリラックスできて、いやされますね・・・
お気に入りの香りは、ありますか?
ハーブ系・樹木系・柑橘系・フローラル系・オリエンタル系などのグループに分類されています。
これらの精油の香りは、脳に刺激を与え、リフレッシュできます・・ラベンダー

単に、ニオイがわかりにくいというだけでは、命に別状はないのですが、日常生活では、ガス漏れに気づきにくかったりと、万が一の事故につながる危険性もあり、食生活においても 風味がそこなわれたりと、軽視できませんょね・・・
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ハナ嗅細胞は、ニューロンでありながら、約30日の周期で新しい嗅細胞に再生(turnover)するという特徴があります。
〜「においを感じるしくみ」 日本化学感覚研究所・所長 鈴木 教世」より抜粋〜

嗅覚受容細胞は、永久的なものではなく、再生するのですね。
粘膜の炎症をおさえるステロイド剤の点鼻を、2〜3か月間続け ニオイが感じられるようになるかどうか様子をみる、という方法があります。
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嗅覚障害の原因について・・・
.▲譽襯ー性鼻炎や副鼻腔炎などによって、単に 鼻の粘膜がはれて、ニオイ分子が嗅上皮まで、届かない場合。
ニオイ分子が、嗅粘膜まで、とどかないのですから、においを感じません。
これを、呼吸器性の嗅覚障害といいます。
急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎など です。

嗅粘膜にある嗅細胞の変性や障害によるものです。
インフルエンザウイルスなどのウイルス感染によって、嗅粘膜が変性された場合や、慢性の副鼻腔炎で嗅粘膜の変性がおこった場合や、有害ガスの吸入・加齢によるものなどです。
粘膜の変性が原因の場合は、治療が早ければ早いほど、効果的です。
かぜの後、何か月も放置せずに、受診するようにしましょうネ。

ステロイド剤の点鼻液で、鼻の粘膜の炎症をおさえる治療などがあります。
または、頭部の事故によって、嗅神経が離断してしまった場合も、障害をおこします。
これら嗅細胞や嗅神経による障害は、末梢性の嗅覚障害です。

上記2タイプの混合性のもの。

い修靴董脳に障害があるタイプ。中枢性の嗅覚障害です。
ニオイは最終的には、大脳皮質の奥の視床 や視床下部・海馬などに送られて感じるので、頭部外傷・脳腫瘍・脳梗塞・パーキンソン病・アルツハイマー病・加齢など で、嗅神経や脳に障害がある場合などです。
※人間の嗅細胞は、およそ500万個。犬では、2億くらいあるといわれています。

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