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テインパノメトリー(滲出性中耳炎の検査です)

   

ゾウ  ティンパノメトリー検査とは、外耳道の圧力を変えながら、鼓膜の動きやすさや中耳の状態・耳小骨の振動を調べる、滲出性中耳炎には、かかせない検査です

中耳は、鼻の奥(鼻咽腔)と耳管でつながっています。
耳管には、中耳の換気をしたり、余分なものを排出したりする役目があります。
また、子どもでは、もともと耳管の働きが未熟で、耳管が太く短くて、ほぼ水平に位置しています。

■検査ではまず、外耳道をピタッと塞ぐように、測定器の先端を、検査耳にあてます。
この装置は、密閉された外耳道の気圧を、変化させながら、鼓膜の動きやすさを測定し、検査用紙に記録します。(ティンパノグラム)
鼓膜は、その内外の圧差がない場合、最も動きがよくなります。
つまり、音を伝えやすくなるのです。

鼓膜の動きが最もよい、外耳道の気圧を知ることによって、中耳の気圧(個室圧)を知ることができます。

ティンパノメトリーのグラフです。

Tympanometry.jpg

縦軸は、鼓膜の動きやすさ・振動のしやすさを、横軸は外耳道圧(気圧)を、示しています。
正常では、鼓膜の動きやすさは大気圧と等しいところ(0)でピークを示しています。(黒)
中耳の気圧が外の気圧と同じであれば、グラフのピークが0のところにできます。(黒)

正常では、外耳と中耳の圧は、同じに保たれていますので、外耳の気圧を0にした時に、一番振動しやすいので、グラフのピークが、0のところにできます。(黒)

※この状態で、きこえに異常がある場合は、きこえの神経のはたらきに異常がおこる突発性難聴等も、考えられます。

(青)の結果は、ややピークが、正常よりも左、つまり陰圧にピークがあり、鼓室内圧が陰圧になっていることがわかります。
耳管という中耳と鼻の奥をつなぐ管の働きが悪くなると、中耳の気圧が低くなりますので、曲線のピークは陰圧・マイナスの方(左)に移動します。(青)

さらに悪化するとピークが全くない状態(赤)となります。
滲出性中耳炎になって、中耳に貯留液がたまっていると、グラフのピークができません。(赤) 
中耳に水がたまる滲出性中耳炎で鼓膜が振動しにくくなった場合はほとんどピークのない水平線になります。(赤)
テインパノメトリー検査では、滲出性中耳炎の状態がわかります ブタ


この他にも、鼓膜穿孔、耳小骨が硬くなって動きが悪くなった場合や、外傷などで耳小骨が骨折した場合などもこの検査でわかります。

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